るみは風の中

売られた喧嘩は買います

ごめんなさい

家中の読める本を読み尽くし、図書室の本も飽きたころ私は中学生の姉の日記を見つけて読み始めました。姉の友達との手紙も勝手に読んでました。私の知らない世界だった。興奮した。好きな男の子がこんなことをしてくれたとか信頼している友達がトイレで泣いてたとかそんな小さな世界が中心になってる出来事が好きでたまらなかった。私のことも書いてあった。愚痴だったけど、日記に名前が載ったことが嬉しかった。私は彼女の日記の第一読者だった。中学生って大人の世界なんだなって思ってた。姉の好きな男の子はどんな顔なんだろうか、行動からするとめっちゃかっこいいんだろうな、こんな思わせぶりな行動とかとっちゃうなんてとか妄想に妄想を重ねていたけど数年後に姉の卒アル見たら全然タイプじゃなくて萎えた。私も中学生になった。全然想像と違ってびっくりした。楽しさのかけらもない毎日で音楽しか信用できなかった。形だけの友達との手紙にも歌詞をめちゃくちゃ書いた。多分誰1人響いてなかった。ジュークとJudy and maryをひたすら聴いてたあの頃。CD貸しても対して感想とかなかったから誰も聴いてくれてなかったんだと思う。でも当時流行った曲は全部ダサいって思ってた。姉は高校生になっていた。日記はまだ3段目の引き出しにしまってあった。今まで綺麗で可愛かった姉の字がめっちゃ変な達筆になってた。ダサかった。でもそのダサささえも良かった。私はこれからも彼女の日記を読み続けると思う。しょーもねー

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